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春のめざめ
【 2009/02/21 11:34 】
 またしても久々の更新。去年から節約モードで観劇が減ったのも一因です。
今年の劇団四季の新作「春のめざめ」の新訳本が出たので早速購入。

春のめざめ―子どもたちの悲劇春のめざめ―子どもたちの悲劇
(2009/01)
フランク ヴェデキント

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 ドイツ児童文学の翻訳をよくされている酒寄進一さんによるもの。ラルフ・イーザウの作品をよく読んでいたので文体には慣れていて、サクサク読み進められました。

 
 100年くらい前の作品なので、今更ネタばれとか気にする必要はないとは思うものの、あらすじなどの日本語での情報があまりにも少ないのちょっと書きづらい。





 舞台は19世紀末のドイツ

Melchior (メリヒオール) 成績優秀な生徒。東方三博士の名前からとっている。

Moritz(モーリッツ) 劣等生。メルヒオールの親友。

Wendla(ヴェントラ) 2人とは小さいときからの友達。結婚した姉がいる。
 

 子どもたちは14歳くらいで性に目覚め始めたころだが、大人たちは教えようとはしない。メルヒオールとモーリッツは進級試験を控えている。特に、劣等生のモーリッツは悩んでいた。性についての内緒の手紙を交換したりしている。
ヴェントラの姉の子供が生まれたというのに、どうやったらできるのかと聞いても母親はコウノトリが運んできた、などと答えている。
  モーリッツが自殺。その遺品からメルヒオールの性に関する手紙が出てきて、教師の手に渡り、原因には関係ないのに、それによって退学させられる。始めは反対していた母親もヴェントラにあてたメルヒオールの手紙を見て感化院におくられてるメルヒオール。ヴェントラは無知ゆえにメルヒオールの子供を妊娠。中絶の失敗によって死んでしまう。
 子どもたちを取り巻く環境が抑圧されたものであることをサディズム・同性愛などの様々な表現によって描かれている。今の子供たちは情報がないということはないけれども、親と性に関することを話したりするということができることができる環境がそれほど多くないんではないかなと思う。私自身大人になった今でもこの作品を親と一緒にみたいかといえば、考えてしまう。


 BWの動画などをみたところでの私の推測にすぎないのだけれども、物語後半の仮面の紳士というのがミュージカル版には出ないようです。モーツァルト!みたいな感じで出てくるのかなと思っていたけど、そのような気配がないので。ミュージカル版の戯曲も読んでみてあとでレポすることにします。


 
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